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協働事例レポート

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食品ロス削減×フードパントリー=地域コミュニティーを創出する食料支援の取組

  • まちづくり
  • 子ども

実施地域:北九州

経緯

 「特定非営利活動法人あそびとまなび研究所」は、子育て世帯が流入し続けている北九州市若松区ひびきの地区で、子どもの育ちに欠かせない「子どもたちの遊び仲間と居場所」づくりの活動を行っている。コロナ禍にあって子育て家庭の孤立を防ぐことは必須である。

 令和2年の「NPOと企業の協働促進事業」がきっかけで、食品ロス対策や未来を担う子どもたちのためにSDGs活動に取り組んでいる「株式会社ピエトロ」と「あそびとまなび研究所」との協働がスタート。

内容

 「あそびとまなび研究所」は子どもの外遊び活動に加え、子ども食堂を運営している。コロナ禍、食品ロスの増大と、子育て家庭の困難をみんなで乗り越えるため、室内で行っていた子ども食堂活動を全て屋外型に変更し継続。加えて、環境と食育の取り組み「フードパントリー(食べられるのに廃棄されてしまう食品を、みんなで分け合う)活動」をひびきのを中心に市内各所において毎週2-3日実施。

 「ピエトロ」は、九州において平成30年からSDGs活動を積極推進している企業。中でも食育(SDGsNo1.2.12)は平成17年から自社農場での体験型イベントの実施をはじめ、環境(SDGsNo6.7.12.13.15)の活動についても重点を置いている。

 令和3年春、福岡県の紹介により両者が面談。NPOの取り組みが、企業のSDGs活動の方向性と合致する点も多いことから、食糧支援を始めた。
(現在も「ピエトロ」による食糧支援が継続的に行われている。)

※支援する商品は出荷期限を過ぎた「ドレッシング」や「パスタソース」。
※ピエトロのSDGs活動として、【食育】“野菜嫌いをナオソ”をテーマに「能古島キッズイベント」「道の駅キャラバン」などを実施。【フードロス】「Mottainai(もったいない)」活動などある

協働の主体・役割分担

特定非営利活動法人あそびとまなび研究所(非営利団体)
フードパントリー活動における提供された食品の市民への配布。食品ロス啓発活動。
株式会社ピエトロ(企業)
ドレッシングやパスタソースなど自社製品の提供(食料支援)

プロフィール

コラボステーション福岡 コラボステーションフクオカ

団体概要/活動内容
サイト管理者
団体種別
行政機関
活動分野/
関心のある分野
活動団体支援
主な活動地域
福岡 , 北九州 , 筑後 , 筑豊